桐生公演 of 尾米タケル之一座

桐生公演

2012.12.1

師走。
東京・北千住からおよそ1時間半の電車に揺られ、程よく暖められた体を、冷たく乾いた風が肌をさす。
冬の空気感が漂った空には雲がひろがり、太陽の輪郭が見えるまでにはもうしばらくかかりそうだ。
会場までの道すがら、ゆっくりと、静かに、周囲の風景にとけ込む。
桐生公演。
今回もまた、素晴らしい出逢いが待っているはずだ。

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※ 今回の桐生公演は、本番中のスイシンジャーコントの写真がありません。
ですので、構成の大半が楽屋やステージ裏が中心となっておりますのでご了承ください。




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AM6:30北千住駅集合。
ボク(イクマ)は初めて北千住駅に来たのですが、これがまた広くて複雑でややこしい(を、言い訳にちょっと遅刻・汗)




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今回の公演地までは、北千住駅から特急で約1時間半。電車の旅が好きなボクは、この移動も楽しみのひとつです。




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↑ここです。



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写真には写っていませんが、怪人反原発男こと、さかぐちはいつも荷物が多いです。スイシンジャーのコントで持つ武器が、キャリーバックからいつもはみ出ています。



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この日は全国的な寒波の影響もあって相当寒かった。東京出発する際も相当寒かったけど、新桐生駅に降り立ってからのほうが体感としてはさらに寒かったです。
あとこれは公演が終わって帰りの際に主催者の方から教えてもらったのですが、ここら一体は赤城颪(あかぎおろし)と呼ばれる群馬名物の非常に乾いた冷たい風が吹き込むそうです。ちなみに六甲颪も同じ類いでして、ボクはずっとタイガースの応援歌だとばかりに思ってました。勉強になります(笑)

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いくら待っても一向にタクシーは訪れず。。。結局歩いて向かいました。



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画面真ん中をよーく見ると、小さく写った堀口が確認できます。堀口はだいたいいつも、1人先へ先へと進みます。理由は謎です。





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会場は桐生市市民文化会館(小ホール)。
今回の内容は『スイシンジャー』のコント(午前と午後1回ずつ)と、『チェルノブイリ・ハート』(2003年制作。マリアン・デレオ監督のドキュメンタリー映画。2004年アカデミー短編ドキュメンタリー映画賞受賞。2006年国連総会で放映。)の上映と、放射能が与える影響をまとめたビデオの上映です。




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主催者様に赤城颪のこととかいろいろ教えてもらった。毎年この桐生市市民文化会館でイベントごとを開いているそうです。ちなみに、会場を押さえるのは1年前からという規則があって、予約が殺到したら抽選になるようです。去年は10人がかりで臨んだと(笑
ボクは年上、年下に関係なく人の経験談を聞くのが好きです。人は誰しも必ずエピソードを持っているから、おもしろいですよね。




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そろそろ着替え。開場がオープンし、お客様が入り始めました。本番前はいつも時間が足りないくらいに思えます。




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まもなく本番。




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始まると早いですね。1本目終了。
あれ、座長(中)の表情がおかしい。寄ってみましょう。


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中「おもくそスベッた」

スベルとこんな表情になります。

終わってすぐ、14:30スタートの2本目までの時間、さらに丁寧に丁寧に細かい打ち合わせをし、音響・照明のきっかけも詰め直して、少し盛り返しました。正直言うと、この日の出来はよくありませんでした。コントの中身(台本)は毎回同じなのですが、コントは生き物なので、ライブ感(予定調和でないこと)がかなり重要になってきます。演者のセリフは毎回同じですが、日によって相手のリアクションが微妙に違ってくるのが当然です。なので、その都度その都度、初めて聞くように相手のセリフを受けてリアクションしないと奇妙な違和感が生まれます。慣れはコントを殺してしまいます。一見うまくコントをやっているように見えますが、巧いだけのコントは笑えません。むしろ大事なのは巧さよりも、正しいリアクションをとることです。セリフよりもむしろこのリアクションがヒトを笑いに巻き込みます。こう書くとまじめ臭くて伝わりづらいですが、要は普段ヒトが当たり前に(無意識に)やっているようにヒトの話を聞いて、それに対して答えるだけのことです。このリアクションが出来る演者(俳優・芸人・アナウンサーとかも)がプロになれるとボクは思います。些細なことですが、これがコントの肝です。これがウケなかった理由だと思います。

あ〜なんだか書かなくていいことを書いてしまい申し訳ありません。説教じみててつまらんですねこういうの。




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コントのあとは『チェルノブイリ・ハート』の上映会。そのあとのアフタートークです。写真ブレブレですね(笑)



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会場に来てくださったお客様からの質問を受けています。「尾米タケル之一座の名前の由来は?」といったことから(A. 由来と意味はありません。いつも驚かれますが、ないんです。)、「テレビで出来ないような内容のコントだけど、売れようとかいうそういった気持ちはないのですか?」などという鋭い質問も来ました(A. まあ、ありませんね(笑))。

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イベント終了後に、DVD『いくまれっこ世に憚る』をお買い上げいただきました。さらになんとこのお客様は2回もスイシンジャーコントを観てくださったようで(驚)!!うれしい限りです。
再三申し上げましたが、もう一度、もう一度言わせていただきます。
ありがとうございまーー〜ーす(笑)!!!

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楽屋。タケカワを枕にして寝ようとする堀口。

堀口:あ〜落ち着くわーー

タケカワ:俺、枕じゃねーし




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毎回勉強です。そして勉強させていただける機会とご縁に感謝です。




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2本目のコント終了直後のタケカワ。




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これも、いつも思うことですが、来てくださったお客様、依頼してくださった主催者様、どうもありがとうございました。たいへんお世話になりました。またご縁があった際には、よろしくお願い致します。ボクら尾米タケル之一座は、北は北海道から南は沖縄までどこへでも伺います(場合によっちゃ海だって渡ります・笑)!



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おまけ。帰りの駅のホーム、赤城颪をよける堀口。